ダーツ入門
こんばんは。そろそろ民法第一部と向き合わないとやばいでぃけです。
ここを更新するのは久しぶりですが、僕が所属している東京大学音ゲーサークルB4UTで行われている”B4UT Advent Calender 2017”という企画に僕も何か書こうという事で、この記事を投稿することとなりました。
(この企画には他にも素晴らしい記事が投稿されているので是非読んでみてください!
URLはこちら⇒https://b4utmzi.wixsite.com/b4ut/advent2017)
そこで、今回は、僕の音ゲーに並ぶ趣味であるダーツについての記事を書こうと思います。
ダーツって?
皆さんはダーツって知ってますか?
まあなんか矢を的に向けて投げるんだなーってことくらいは皆さん知ってるんじゃないかなと思います。だいたいそれで十分です。
もう少し説明すると、ダーツにはスティールダーツとソフトダーツの2種類がありますが(野球の軟式と硬式みたいなもの)、今回は日本でメジャーで、とっつきやすいソフトダーツについて話していきたいと思います。
ところで、最近B4UT内で話していると、ダーツに興味を持ってる人が意外と多いような気がします。
ですが、そういった人の中でも、「どこに行けばできるのかわからない…」「どうやって遊ぶのかわからない…」といった理由でなかなか始められない人もいるのではないでしょうか。
というわけで、前置きが長くなりましたが、この記事では
1.ダーツをプレイするまで
2.ダーツの遊び方
の大きく2つで、初心者向けにダーツについて解説していこうと思います。
(この記事はダーツを1回もやったことがないくらいの人を主な対象にしているのでちょっと慣れてきた人向けの話は割愛することがあります。その辺は要望があればまた書きたいです。)
1.ダーツをプレイするまで
ダーツをするためにはまずは筐体までたどり着く必要があります。
そこで、その上で問題になるであろう「道具」「場所・料金」について説明していきます。
道具
まず、ダーツをするために必要なのはダーツです。当然ですね。
ですが、筐体があるところなら、だいたいどこに行ってもハウスダーツという貸しダーツが置いてあるので、最初は自分で用意する必要はありません。
(といっても、このハウスダーツはちゃんとしたダーツと比べると軽くて投げにくいので、もしダーツをちゃんと練習したいと思ったならマイダーツを買った方がいいと思います。)
他にもデータを記録するカードがあるんですが、これもある程度なれてきた人向けなので最初は不要です。
というわけで、最初は手ぶらで問題ありません。
場所・料金
次に問題となるのは場所と料金です。ダーツができる場所には、ネットカフェ、ゲームセンター、ダーツショップ、ダーツバーなど色々あります。また、料金は、1ゲーム1クレ(=100円)でプレイするか、投げ放題があるかでだいぶ変わってきます。投げ放題があると、大体1000円~1500円/3hくらいで投げることができます。
順にそれぞれ紹介していこうと思います。
- ネットカフェ
自遊空間やマンガネット館といったネットカフェには結構ダーツが置いてあることが多いです。
特徴は、基本投げ放題のパックがあるので安く投げられることと、24h開いているとこが多いことですね。僕も投げたいときはよく上野のマンガネット館なんかに行ってます。駒場近辺だと下北のポパイによく行ってました。(あそこ床傾いてるけど)
後は、スペースの都合で狭いことが多く、大人数で行くのにはあまり向いてませんね。1人で黙々と投げてる人が多いです。
- ゲームセンター
アドアーズとかタイステ等にはダーツが置いてあることがあります。下北沢アドアーズの上にあるのを見たことがある人もいるかもしれません。
料金は1ゲーム1クレ(=100円)だったりクレサがあったり投げ放題があったりとまちまちです。ただラウンドワンは基本的にかなり安いです。(池ラは朝11時に入るとフリータイムで1000円切る)
こっちはネカフェよりも大人数で行くのに向いてるかと思います。ただ、逆に大人数の客やマリオカートやガンダムが騒がしかったりするので1人でゆっくり練習するには向いてないと思います。
- 大型ダーツ施設
おなじみ池袋のロサの8階にあるTDSのような、ダーツ筐体が何十台も並んでるところです。
こういうところは環境が良く、大人数でも遊びやすいです。料金も、投げ放題があることが多いのでそんなに高くはありません。
難点といえば、店舗数が少ないことと、休みの日だと結構混むことくらいです。
- ダーツショップ
これはあまり馴染みがないと思いますが、ダーツグッズを専門に扱っている店には普通筐体が置いてあります。ただ、基本的に大人数で行ける雰囲気ではなく、投げ放題があるところも少ないので料金も少し高めです。僕も、何か買いに行ったついでに少し投げるくらいでしか使わないです。
- ダーツバー
なんとなく存在は知っていると思いますが、入りにくく感じると思います。
ダーツバーでは常連の人達が多く、お酒を飲んでいる人も多いので、そこに入っていくのは実際なかなか難しいです。ですが、話してみれば結構優しい人は多いので、投げ方を教えてもらったり、一緒に投げてもらったりできます。僕も、あるダーツバーには結構行っていて、今でもリーグ戦に出たりしています。
料金は基本1ゲーム1クレですが、たまに投げ放題があったりもします。
というわけで、初めて行くならネカフェかゲーセンがいいんじゃないかなと思います。投げるとこで迷ったら、最寄りこの辺でどっかいいとこないですか~って感じで聞いてくれたら割と答えられると思います。(マップみたいなやつもその内作りたい)
番外編
- おうち
ダーツボードを買えば家で投げることができます。いつでも好きな時に投げることができます。静かです。(最初2~3万払えば後は)無料です。作業が滞ります。ダーツが弾かれて床に傷がつく可能性があります。
2.ダーツの遊び方
ここまででダーツ筐体の前には立てたんじゃないかなと思います。
ですが、初めての人はここでまた壁にぶつかります。
「ゲームが多すぎてどれで遊べばいいかわからない」という壁です。
実際、PRACTICEゲームやPARTYには様々な種類があり、その中には、難しいものや、あまり盛り上がらないものも含まれています。
というわけでここでは軽くルールの説明をしつつおすすめのゲームの紹介をしていこうと思います。
基礎知識:3本1組で1ラウンドで、それを交互に行います。
基本のゲーム
ソフトダーツにおける基本的なゲームです。
実際に試合でも使われるものですが、初心者がやっても十分楽しく、盛り上がれます。
- 01(ゼロワン)
基本となるゲームです。ある数字から始めて、得点の分だけ減らしていき、先にちょうど0にした方が勝ち、というゲームです。
最初の数字は301、501、701、901、1101、1501の6種類あり、よくプレイされるのは501、701あたりです。
0を超えてしまった場合はそのラウンドは終了し、次はそのラウンドの最初の数字からやり直しとなります。
初めての人には301か501がおすすめです。50を切るまではとにかく真ん中を狙いましょう。
- CRICKET
これも、01と並んでよくプレイされるゲームです。
大雑把に言うと16~20とBULLを使った陣取りゲームなのですが、これはルールが少しややこしいです。
まず、ある数字に3本ダーツを入れるとそこが自分の陣地になり、さらに自分の陣地になった所に入れるとそこの数字×本数分の得点が入ります。
また、相手の陣地になった所に自分も3本入れるとその数字は使えなくなります。
決められたラウンド数が過ぎるか、すべての数字が使えなくなった時点で得点の高い方が勝ちです。
この辺は、口で説明するより見た方がわかりやすいのでこの動画を見てみてください。
【Phil Taylor VS Shunpei Noge】 DARTSLIVE.TV 10th ANNIVERSARY MATCH 1
PARTYゲーム
PARTYゲームにもいろいろな種類がありますが、今回はその中から3つ紹介します。
- BIG BULL
その名の通り、このゲームではトリプルラインの内側すべてがBULLと同じ50点になっており、その状態で8ラウンドの合計点を競います。
一見すごく広そうですが、初めてだとこの中に入れるのも一苦労です。
対戦しても楽しめますし、初心者のための練習にもぴったりです。
- SURVIVOR
ボードの中で、相手の色に光っているところにダーツを当て、相手の体力を減らしてK.O.するゲームです。
このゲームでは、自分のラウンドで誰にでも攻撃できます。つまり、多人数でやった時に集中攻撃されてしまうと絶対に勝てません。その辺の駆け引きなんかも含めて、大勢でやるとなかなかに盛り上がれるゲームです。
また、他のゲームと比べて狙う的が広いので、初心者でも楽しめます。
- 飲飲(ヤムヤム)
ダーツ一本での勝負や、ダーツをボードに当ててストップウォッチをぴったり0秒で止めるゲームなどのミニゲームを8個やって勝敗を競うゲームです。中には、3本使ってどこかのダブルに1本も入らないと負けになる、などの難しいゲームもありますが、基本的には初心者でも楽しめるものが多く、色々な実力の人が混ざってやってもかなり楽しいです。
PRACTICEゲーム
練習用のPRACTICEゲームにも、みんなで楽しめるものがあるのでその内の1つを紹介します。
- SHOOT OUT
プロテストにも使われている練習用ゲームです。
主なルールは
・1~20とBullを使い、同じ数字には一度しか入れることができない
・残っている数字に1つ入れるごとに、次の数字の倍率が2倍、3倍と上がっていく
の2つです。
要するに高い点数を取るには1~20に順番に入れていかないといけないという難しいゲームですが、序盤は的が広く、倍率が上がっていくとたまにすごい高得点が出たりするので、初心者でも結構盛り上がれると思います。これも、プロが実際にプレーしている動画があるので見てみてください。
おすすめのゲームはこんな感じです。
もしダーツに慣れてきたら、HALF-ITやEAGLE'S EYEなど他にも面白いゲームがあるのでその辺もぜひやってみてください。
もともと興味があったけどなかなかできなかった方や、この記事を読んで興味をもってくれた方は、是非一度ダーツで遊んでみてください。また暇があればB4UTの人集めてダーツする会でもしようかな、と思ってます。